iDeCoの加入要件を満たしている場合は、65歳まで掛金を拠出することが可能です。ただし、国民年金の被保険者種別により加入者自身による手続きが必要な場合があります。
■自営業者・専業主婦(夫)など(国民年金第1・3号被保険者)の方
加入者が60歳に到達した場合、国民年金基金連合会において自動的に資格喪失処理が行われ、60歳以降は掛金の拠出が停止されます。60歳以降に国民年金の任意加入被保険者となり、掛金を引き続き拠出することを希望される場合は、60歳到達前にご加入プランの受付金融機関を通じて掛金継続の手続きが必要です。
掛金拠出の継続を行わない場合、最後の掛金は、60歳に到達する日の属する月の前月分までとなります。ただし、iDeCoでは当月の掛金が翌月26日にお引落しされますので、最後の掛金のお引落しは、60歳に到達する日の属する月の26日です。
例えば、
4月15日がお誕生日の場合、4月14日に加入資格を喪失し、3月分の掛金(4月26日引き落とし)が最後となります。
4月1日がお誕生日の場合、3月31日に加入資格を喪失し、2月分の掛金(3月26日引き落とし)が最後となります。
■会社員・公務員など(国民年金第2号被保険者)の方
60歳以降も引き続き国民年金第2号被保険者であれば、原則65歳まで掛金の拠出が継続されます。掛金の拠出を停止されたい場合に、ご加入プランの受付金融機関を通じて資格喪失の手続きが必要です。資格喪失の手続き書類を受付金融機関へ提出すると、書類を受付した月の翌月または翌々月から掛金の引落が停止されます。(加入者のままでは老齢給付金の請求はできません。事前に資格喪失の手続きが必要です。)
掛金拠出継続や停止の手続きについて詳細は、ご加入のプランの受付金融機関へお問い合わせ下さい。